思想的、疫学的、医療について

医療×哲学 常識に依拠せず多面的な視点からとらえ直す薬剤師の医療

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【書籍】総合診療 2018年07月号-この薬だけは押さえておきたい! 総合診療医のためのSpecialist Drug 40-

 医学書院さんの『総合診療』7月号は、専門医からの視点で選ばれた「Specialist Drug 40」です!

総合診療 2018年 7月号 特集 この薬だけは押さえておきたい! 総合診療医のためのSpecialist Drug 40

 近年、ヘルスケアシステムの変化により、これまで病院専門外来で行われいていた治療が、プライマリケアの現場において引き続いて行なわれるケースは多いと思います。そのような状況の中で、薬剤師にとっても「Specialist Drug」の知識は必要不可欠かと思います。

 さて、本誌にはトピックスとして「処方カスケードとその対応」を投稿させて頂きました。処方カスケードに関して、体系的に整理された総説論文は少ないように思います。これまでに報告されている関連エビデンスを整理し、ポリファーマシーとの関連性も含めて、処方カスケードにどう向き合えばよいのかまとめてみました。

 また『もやもや処方の処方箋』では、症例提示をさせて頂きました。今回は ”薬は死ぬまで飲み続けるのか!?” というテーマです。カンファレンスではとても貴重な示唆を数多くいただき、僕自身、とても大きな学びとなりました。

 ――死ぬまで飲み続けた方が良い薬は存在するのだろうか? 

 超高齢化社会、これからの医療を考えるうえで避けて通れないテーマかと思います。

 

■総合診療2018年07月号 (通常号) ( Vol.28 No.7)
『特集 この薬だけは押さえておきたい! 総合診療医のためのSpecialist Drug 40』