表現としての医療・健康情報-地域医療ジャーナル 2020年2月号 vol.6(2)
地域医療ジャーナル 2020年2月号「祈るしかない世の中に」が公開されています！
情報は人の判断を良くも悪くも迷わせます。「情報が正しい」という確信の源泉はどこにあるでしょう。そうした思索の先にたどり着くのは、表現としての医療・健康情報だったりします。たとえ質の高いエビデンスといえど、情報を記載するのが人である限り、あるいは情報が言葉で記述される限り、真に正しい情報は存立しえないのだと思います。論文に記載された情報でさえ、表現の一形態といってもよいでしょう。
医療・健康情報も絵画や写真と同じような表現だからこそ、情報解釈のフレームワークを設定しておくことは有益かもしれません。むろん、フレームワークそのものが歪んでしまっているのであれば、情報解釈も偏ってしまうことでしょう。医療情報をどのように見つめればよいのか、僕なりのノウハウをまとめた書籍、「医療情報を見る、医療情報から見る」が発売中です！
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本書は地域医療ジャーナルで僕が連載していた「事例から学ぶ疫学入門」と「医療情報を読み解くための国語ゼミ」をもとに、大幅に加筆訂正したものです。現在、地域医療編集室より出版記念 読者限定プレゼント企画を実施中です！これを機会にぜひ、ご応募いただけたら嬉しいです。
表現としての医療・健康情報は今年も追っていきたい僕のテーマです。昨年に引き続き、イベントなども企画したいと考えています！
