【書籍紹介】月刊誌「薬局」2019年1月 Vol.70 No.1 & Rp.+ レシピプラス 2019年冬号 Vol.18 No.1
クリスマスもすぎると、年末の雰囲気が色濃くなっていますね。あっという間に2018年が過ぎ去ろうとしていますが、書籍の紹介です。
南山堂さんの月刊誌「薬局」2019年1月 Vol.70 No.1は、毎年恒例、Evidence Update 「最新の薬物治療のエビデンスを付加的に利用する」です! 今年も、糖尿病と脂質異常症治療薬を担当させていただきました。
薬局 2019年1月号 特集 「Evidence Update 2019 ― 最新の薬物治療のエビデンスを付加的に利用する ― 」 [雑誌] |
年末にかけて報告された、いくつかのランダム化比較試験をご紹介することができませんでしたが、大まかなエビデンス動向を抑えることはできるかと思います。
なお、2018年末に報告され、本稿に掲載できなかった糖尿病、脂質異常症領域のランダム化比較試験は、このブログにてご紹介しております。
そしてRp.+ レシピプラス、2019年冬号のメインテーマは「経口抗菌薬」です!
抗菌薬の適正使用に関心が集まっている中、抗菌薬について基礎から臨床まで幅広く学べる内容となっております。連載中の「臨床疑問のゆくえ」も、抗菌薬をテーマとした論文抄読会をベースに執筆しております。
また、今回は論文結果の適用を巡り、「信念対立」という概念をご紹介し、その解明アプローチについても簡単に触れました。信念対立解明アプローチにご興味を持たれた方は、アプローチの提唱者である京極真先生の著作、「医療関係者のための信念対立解明アプローチ: コミュニケーション・スキル入門」で学びを深めていただければと思います。