思想的、疫学的、医療について

医療×哲学 常識に依拠せず多面的な視点からとらえ直す薬剤師の医療

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単なる情報収集ではないダイアローグとしての学びを! 総合診療2020年5月号「誌上Journal Club 私を変えた激アツ論文」

 医学書院さんの『総合診療』、2020年5月号の特集は ”誌上Journal Club 私を変えた激アツ論文” です!盟友、矢吹拓先生と一緒に企画させていただきました!

総合診療 2020年 5月号 誌上Journal Club 私を変えた激アツ論文

 「出会い」によって、その後の生き方に大きな影響を受けた経験はないでしょうか?心揺さぶられる出会いや経験こそが、学びを駆動する強いきっかけになることも多いと思います。今回の特集では、まさにその出会いの瞬間を【臨床編】【教養編】二本立てでご紹介いたします!

 学問をすることは、心揺さぶられる出会いや経験の連続です。表紙の「♡」が揺さぶられている感じがとても良いなと思うわけですけども、執筆いただいた先生方に注目してください!!超豪華を通り越して、もはや奇跡的な執筆陣です。ご多忙にもかかわらず、快く執筆を了承してくださった先生方に改めて感謝を申し上げます。

 人文科学と自然科学、双方が出会うとき、単なる情報収集ではないダイアローグとしての学びが始まります。「窓」を通して見た世界はどこまでも広大です。いま自分が当たり前だと思っていることは、ちっともあたりまえではなかったりします。「窓」との出会いこそが目の前の風景を一変させるのです。本特集は企画した私たちにとっても貴重な出会いの場となりました。また、読者の方にとって、本誌が新しい世界を見通す「窓」となっていただけるものと確信しています。

 

 今回、企画から編集まで矢吹先生と一緒に作業をさせて頂きました。ビジュアルアブストラクト作りは楽しかったですね! 総合診療のゲストエディターとして薬剤師が起用されたのは初めてだそうです。とても光栄に思う反面、エディターとしての役割を十分に果たせるのだろうか、そんな不安もありました。そのような状況の中で、無事に本誌を世に出せたのは、矢吹先生の的確なご助言、そして総合診療編集部の皆様のおかげです。貴重な機会をありがとうございました。