【書籍発売のお知らせ】治療2020年12月 Vol.102 No.12 そろそろどうなの?あの薬
南山堂さんの月刊誌『治療』、今月の特集テーマは「そろそろどうなの?あの薬」です! 今回、栃木医療センターの矢吹拓先生とご一緒させていただき、本特集の編集幹事を担当いたしました。
![]() |
ここ数年、身近な所では糖尿病治療薬が相次いで上市されたのは記憶に新しいかと思います。それにともない、経口糖尿病治療薬の処方トレンドも大きく変わりました。
新薬の発売に際しては、魅力的な文言が並ぶパンフレットがいくつも刷られ、華々しく宣伝されることも多いかと思いますが、その後に報告された臨床試験の結果によっては、薬の効果を再考せざるを得ないケースも少なくないように思います。
本特集は発売から5~10年ほど経過した新規薬剤について、その中間評価的な評価を行うことを目的としています。各薬剤について市場に出る根拠となったエビデンスを紹介しつつ、実際に使用開始してから追加で得られた知見や、実際に処方する際の注意点や利点など、錚々たる執筆陣に解説いただきました!目次は南山堂さんのホームページから閲覧できます。
巻末に僕のミニコラムも掲載されています! 新薬に対して、どのように向き合えば良いのか、そのヒントが盛りだくさんの特集となっています。是非、手に取っていただけたら嬉しいです。