疫学的研究デザインと統計解析手法を学ぶ
2019年5月、京都にて開催された日本プライマリ・ケア連合学会第10回学術大会。この学術大会で僕たちが発表した『頭髪の抜け毛は春に少なく夏から秋にかけて増えるかもしれない』という研究ついて、立案からどのような手順で解析を進めたのか、ファーマトリビューンさんに掲載していただきました。
臨床研究の立案、実施には、代表的な研究デザインや統計解析手法について知っておく必要があります。研究デザインについてはやはり疫学的な知識が前提となりますが、以下の教科書は目を医学研究を進めるうえでとても役に立つと思います。
統計解析に関しては、やはり解析ソフトの使い方も含めた実践的な解説書が良いのかなぁと最近は思っています。いろいろな書籍が出ていますけども、EZRの使い方を学びながら合わせて統計も学べる以下の書籍はお勧めです。
研究デザイン、統計解析手法は論文から学ぶということも大切だったりします。リサーチクエスチョンに対して、どのような研究デザインで、どんな手法を用いて解析しているのか、数多くの論文を読み続ける中で得られるものも少なくありません。