思想的、疫学的、医療について

医療×哲学 常識に依拠せず多面的な視点からとらえ直す薬剤師の医療

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【書籍】 調剤と情報 2019年12月1日号 これなら医学論文が読める! 使える! 医薬品情報を引き出すイージーアプローチ

 じほう さんの「調剤と情報」12月号、特集は「ガイドライン改訂を受けて 高血圧治療、どう関わる?」です!ガイドライン改定のポイントが丁寧にまとめられています。ガイドラインを精読するのは大変ですが、本特集ではそのエッセンスを丁寧に凝縮しており、効率よく実践的な学びを深めていくことができるでしょう。

 そして、今年1月からNPO法人アヘッドマップで連載していた「これなら医学論文が読める! 使える! 医薬品情報を引き出すイージーアプローチ」なんと、今月で最終回なのです。

調剤と情報 2019年 12 月号 [雑誌] (特集:ガイドライン改訂を受けて 高血圧治療、どう関わる?)

 最終回は利益相反と臨床判断」と題して、僕が担当させていただきました。医薬品情報といっても、情報である限り、それは絵画や写真と同じように表現の一種です。そこには、作成者の関心や価値観が色濃く反映している。だからこそ専門家として情報を読み解くためには、目の前の情報に対して「本当のところはどうなっているのだろう?」と思考を巡らせることが肝要なのだと思います。

 1年間にわたる連載を読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。またこの企画を丁寧に形にしていただいた「調剤と情報」編集部の皆様、そして執筆にご協力いただきましたNPO法人アヘッドマップの仲間に改めて感謝申し上げます。